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ベンゾインの効能〜バニラの香りで心安らぐアロマ

甘い香りってなぜ心がこんなに安らぐんでしょう。ベンゾインは別名「安息香(あんそくこう)」といい、バニラのような甘い香りがします。

古代から使われてきたベンゾインの効果効能についてご紹介します。

ベンゾインの効果効能

アロマオイル

木を傷つけて出てきた樹脂から抽出されます。ベンゾインの木は高さ20メートルにもなる高木で、植えてから樹液を抽出するまで7年ほどかかります。

厳密に言うと精油ではなく「樹脂」そのものなので、アルコールで溶かして使います。茶色くどろっとしていてそのままでは使えないため、20〜50%くらいに希釈して売られています。

ベースノートの香りは持ちが良いため、香水の保留剤としても使われています。自分で香水を作る時にも、ベンゾインを少し加えると香りに深みが出ますよ。

精油のプロフィール

  • 科名:エゴノキ科
  • 学名:Styrax benzoin
  • 抽出部位:樹脂
  • 抽出法:溶剤抽出法
→試験などでは良く出る「エゴノキ科」。珍しい科名は覚えておいた方が良いです。

主な作用

  • 瘢痕形成(はんこんけいせい)作用:傷や肌の凸凹を治す作用
  • 創傷治癒作用:傷を治す作用
  • 去痰作用
  • 抗カタル作用

適用例

  • 切り傷
  • 湿疹
  • しもやけ
  • あかぎれ
  • やけど

心への作用

緊張や不安、ストレスを和らげる働きに優れていると思います。仕事でストレスがたまった時や疲れた時にもおすすめです。疲れている時に甘いものが欲しくなる人は、お菓子を食べるよりもベンゾインの香りを嗅いだ方がずっと健康的ですよ。

バニラのような甘い香りは、心を温めて幸せな気分にしてくれます。悲しいことや辛いことがあった時にも、心を包み込んでくれる香りです。

身体への作用

「安息香」という別名の通り、呼吸器系の不調に対して有効です。気管支炎や喘息、咳、のどの痛みなどを和らげて楽にしてくれます。

肌への作用

傷を治す作用に優れているので、どちらかというと顔よりは手や足の乾燥、ひび割れ、あかぎれ、しもやけなどに有効です。

また、炎症やかゆみのある皮膚炎などにも良いとされています。

ベンゾインの使い方・楽しみ方

クリーム

精油はいくつかブレンドした方が相乗効果が期待できますし、香りに深みも増すのですが、ベンゾインは甘い香りをそのまま味わって欲しいと思います。

寝る前のリラックスタイムに

ベンゾインの甘い香りはどちらかというと日中よりも夜の方が合う気がします。寝る前のリラックスタイムに是非使って欲しいアロマです。

良い眠りにつくためというよりは、寝る前に頭を空っぽにする瞑想タイムにおすすめの香り。こころを落ち着かせて、不安な気持ちを和らげます。

ティッシュに1滴たらしてテーブルなどに置き、目を閉じてゆっくりとその甘い香りを楽しみましょう。

ハンドクリームに入れて

ベンゾインは傷などを治す作用に優れているので、ひび、あかぎれなど手肌のトラブルに有効です。私はこの使い方がベンゾインには一番合っていると思っています。

無香料のハンドクリームにベンゾインを混ぜて使ってみましょう。ハンドクリーム小さじ1当たり、ベンゾインを2滴加えてよく混ぜてください。

寝る前にベンゾインのハンドクリームを手にたっぷり塗って、良くなじませます。ベッドに横になってからそのクリームを塗った手で顔を覆うと、バニラの良い香りがするので、手荒れをケアしながら芳香浴も出来てしまうハンドクリームを作れます。

本当にいい香りがするので、是非作ってみてください。

喉風邪を引いた時に

喉が痛い、咳が出る、痰が絡むなど、喉の風邪を引いた時には、ベンゾインでその症状を和らげましょう。

ベンゾインは呼吸器系の不調全般に良い香りなので、吸入法で使います。

マグカップなどに少し熱めのお湯(80度くらい)を張り、そこにベンゾインを2〜3滴たらします。

カップから立ち上る香りをゆっくりと吸い込んでください。のどの痛みがある時は喉の奥に香りの成分が行き渡るようにしてゆっくりと口から息を吸い込んでみてください。

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