ラベンダー

アロマ

ラベンダーの効能〜1本もっておくと便利な基本のアロマ

ラベンダーはアロマテラピーの基本ともいえる精油です。非常に用途が広く、様々なことに使える上に香りもいいので、初めて買うアロマとしてもおすすめです。

ラベンダーは品種の多い植物ですから、種類によって全く香りが違うのも特徴の一つ。今回おすすめするのは「真正ラベンダー(ラベンダー・アングスティフォリア)」です。

ラベンダーの効果効能

ラベンダー

ラベンダーはアロマテラピーが始まるきっかけにもなった精油です。それまでもラベンダーの精油はあったのですが、主に香料として使われていました。

ラベンダーの研究中にうっかりやけどをしたルネ・モーリス・ガットフォセという化学者が、ラベンダーの精油にやけどした部分をつけたところ、治りが早かったことから、精油の治療特性についての研究が始まりました。「アロマテラピー」はガットフォセの造語です。

精油のプロフィール

  • 科名:シソ科
  • 学名:Lavandula angustifolia、Lavandula officinalis
  • 抽出部位:花穂
  • 抽出法:水蒸気蒸留法

主な作用

  • 鎮痛作用
  • 鎮痙攣(ちんけいれん)作用:痛みによる筋肉の収縮を和らげる作用
  • 鎮静作用
  • 誘眠(ゆうみん)作用
  • 抗うつ作用
  • 筋肉弛緩(きんにくしかん)作用:筋肉のこわばりを和らげる作用
  • 瘢痕形成(はんこんけいせい)作用:傷や肌の凸凹を治す作用
  • 皮膚組織再生作用
  • 抗炎症作用
  • 抗菌作用

適用例

  • ストレス
  • うつ
  • 片頭痛
  • 皮膚炎
  • 湿疹
  • 乾燥肌
  • ニキビ
  • かゆみ
  • 不眠症
  • 睡眠障害
  • やけど
  • 創傷
  • 不安症
  • 筋肉の痙攣
  • リウマチ
  • 動悸

心への作用

ラベンダーの甘い香りはストレスが溜まってちょっと気分が沈み込んでいるような時におすすめだと思います。

単なるリラックスというよりも、落ち込んでしまった気持ちを引き上げてくれるような感じですね。寝る前に使うのもいいし、お風呂で使うのもいいでしょう。

身体への作用

ラベンダーというとリラックス作用ばかりがピックアップされがちなのですが、肩こり、腰痛、捻挫といった身体の痛みにもとてもいいんですよ。私は肩こりブレンドにもよく使います。

また、呼吸器系への作用も非常に良くて、風邪の引き始めに使うのがおすすめ。嗅いだり塗ったりすることで呼吸器の不調を和らげます。

肌への作用

ガットフォセの事例からも分かるように、肌の修復を早める作用に優れています。火傷の治療だけでなく、スキンケアにもよく使われる精油です。

肌の細胞の再生を促すので、ニキビ肌、ニキビ跡、湿疹などのトラブル肌にもおすすめです。

ラベンダーの禁忌事項

月経のリズムを整える働きもあるので、妊娠初期には使用しないこと。

ラベンダーの使い方・楽しみ方

ラベンダー

フローラルな甘い香りをたっぷりと楽しんで欲しいと思います。合成香料とは比べ物にならないくらい奥深い素晴らしい香りなので、1度嗅いだらその魅力にはまると思います。

ラベンダーは産地によっても採れた時期によっても香りが微妙に違うので、私は色々なメーカーのラベンダーをそろえて、香りを楽しんでいます。

疲れた時の芳香浴

ラベンダーには色々な種類がありますが、このラベンダーの香りが一番こころを落ち着かせる作用に優れています。

夜寝る前に、ティッシュにたらして枕元に置いておきましょう。リラックス効果、安眠効果でぐっすり眠れるでしょう。

やけどに

私は料理をしていて油がはねてしまった時などに、よくラベンダーを使います。精油は本来原液を使ってはいけないのですが、ラベンダーは原液を使えるくらい優しい精油です。

やけどをした部分にラベンダーを1滴たらすとあら不思議、痛みが引いてくるんです。小さなやけどでもチクチクと痛いですよね。その痛みが引いてきます。

肌の再生を促す作用があるので、治りが早く、跡が残りません。1度自分で実験をしてみたことがありまして、手の数カ所に油がはねてしまった時、本当にラベンダーの効果があるのかどうかと思い、塗ったところと塗らないところで差が出るのか見てみました。

やはり塗ったところは治りが早く、1週間〜10日ほどでほぼ跡が消えたのに対し、塗らなかったところはいつまでもシミのように跡が残っていました。消えるまでに1ヶ月以上かかりました。

※ただし、原液を使う場合はパッチテストをした上で自己責任でお願いします。

日焼け後のスキンケアに

やけどにいいということは、日焼けの後にも使える!というのも、日焼けもやけどの一種だからです。

真夏はしっかりと紫外線対策をしていると思いますが、春や秋は気候が穏やかなせいで、うっかり日焼け止めを塗るのを忘れてしまった、なんてことがありませんか。

そんな時はラベンダーのローションでお手入れしてください。肌のほてりを鎮めるとともに、肌の回復を早めてくれますから、シミの予防にもなります。

<日焼け後のローション>

  • グリセリン 5ml
  • ラベンダー精油 15滴
  • セロリ精油 5滴
  • 精製水 95ml

セロリをプラスしたのは、抗色素沈着作用といって、シミを作りにくくする働きがあるからです。ただし、香りが独特なので好みは別れるところです。

セロリがあまり好みでない場合は、ゼラニウムかパルマローザに変えてみてください。

お肌にいいアロマは他にも色々あるのでこちらも参考にしてみてください。>「美肌になれるアロマレシピ~香りの力で美肌を作ろう」

肩こりにも実はいい

ラベンダーというとリラックスできる香りの代表格ですが、実は痛み止めの作用にも優れているので、肩こりなどにも有効です。

マッサージオイルを作ってお風呂上がりによく揉み解してみてください。

<ラベンダーのマッサージオイル>

  • ホホバオイル 小さじ1
  • ラベンダー精油 2滴

香りのリラックス効果もありますから、寝る前にマッサージするのもいいですね。

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