ゼラニウム

アロマ

ゼラニウムの効能〜蚊よけにも使える便利なアロマ

ゼラニウムはローズに似たフローラルな香りの中に、ほんのりハーブ調の香りが混ざったような、心癒す香りです。「ローズゼラニウム」とも呼ばれることがあります。

お花を育てるのが好きな方ならゼラニウムの鉢植えを持ってらっしゃる方も多いでしょう。我が家にもプランターにゼラニウムがあります。とても丈夫な花なので、育てるのもそれほど手まではありません。

赤や白、ピンクなど花の色は色々ありますが、ゼラニウムの精油は「葉」から採れます。ほんのり甘い香りのゼラニウムのアロマですが、葉っぱから採れるんですよ、と説明すると皆さん意外に思われるようですね。

今回はそんな甘い香りのゼラニウムの効果・効能についてお話しします。

ゼラニウムの効果効能

ゼラニウム

ゼラニウムはとても品種の多い植物で、数百種類ありますから、メーカーによって微妙に香りが違います。厳密にいいますと、園芸用のゼラニウムと精油を採るためにゼラニウムは属する科が違います。

私も、初めて購入したゼラニウムは何となく好きになれない香りでしたが、別のメーカーのものを嗅いだらものすごく香りが良くて、ゼラニウムに持っていたイメージが変わりました。

学名で言うと、

Pelargonium odoratissimum(ペラルゴニウムオドラティシムム)がリンゴっぽい香り、
Pelargoniumu graveolens(ペラルゴニウムグラウェオレンス)がバラっぽい香り

といわれています。違いはご自分の鼻で確かめてくださいね。

主産地がレユニオン島の「ゼラニウムブルボン」とエジプトで採れる「ゼラニウムエジプト」は若干成分の比率に違いがあります。

効能や香りから、私は個人的に「ゼラニウムエジプト」をいつもおすすめしています。

「ゲラニオール」という成分がローズ(バラ)の精油と共通しているため、香水にもよく使われ、ローズの代用品としても使われることがあります。

精油のプロフィール

科名:フウロソウ科
学名:Pelargonium odoratissimum、Pelargoniumu graveolens
抽出部位:葉
抽出法:水蒸気蒸留法

 

ちなみに、アロマテラピー検定やインストラクターの試験を受ける人は、この「フウロソウ科」は出題されやすいですよ!フウロソウ科のアロマはゼラニウムだけですからしっかり覚えておいてください!

主な作用

  • 止血作用
  • 収れん作用
  • 筋肉弛緩(しかん)作用:筋肉の凝りをほぐしてやわらげる作用
  • 抗菌作用
  • 抗真菌作用
  • 抗炎症作用
  • 副交感神経安定作用

適用例

  • 創傷(きず)
  • 鼻血
  • 妊娠線の予防
  • ニキビ
  • 湿疹
  • ストレス
  • 不安症
  • 生理痛の緩和

心への作用

ほんのり甘い香りで不安やストレスを和らげてリラックスさせてくれる作用があります。ストレスが溜まって心が疲れている時に使って欲しいアロマです。

身体への作用

体液のバランスを取るので、むくみがちな人にもおすすめ。抗菌作用で感染症から体を守る働きもあり、ストレス続きで免疫力が低下している時などは、風邪予防に使うといいですね。

そんな時はただ香りを嗅ぐよりも、水溶性ジェルや植物オイルを使って薄め、マッサージをして精油の成分を直接身体に取り入れた方が効果が高まりますよ。

マッサージする時は植物オイルよりもジェルの方が精油の浸透が良くなります。ジェルのべたつきが気になる時は、フローラルウォーターなどで少し薄めると、さらっとしたテクスチャーになります。

ゼラニウムの禁忌事項

妊娠初期には使用を避けた方が無難です。

適用例に妊娠線の予防と生理痛の緩和という、相反する働きがありますね。というのも、生理痛の緩和ということはホルモンバランスを整えるということで、妊婦さんには不向きな精油でもあるからです。

マッサージに使える程度の濃度で薄めて肌に塗ったとしても、その程度で何か事故が起きる可能性は極めて低いのですが、妊娠中は普段と体調が違うので気をつけたいところです。

妊娠線の予防にお腹をマッサージするとしたら、安定期に入って以降、お腹が大きくなり始めてから使うといいでしょう。

肌への作用

皮脂のバランスを取ってくれるので、ニキビが出来やすい人におすすめ。また、循環を良くする働きやお肌の引き締め作用があるので、くすみがちな肌や年齢を感じ始めたお肌にもいいですよ。

私は化粧水を手作りする際には、必ずといっていいほどゼラニウムを加えています。

皮脂のバランスを取るという点では、頭皮のケアにもおすすめなので、私は寝癖直しのためのアロマスプレーにもよくゼラニウムを入れています。

ゼラニウムの使い方・楽しみ方

ゼラニウム

ゼラニウムは甘い香りですが、それほど強力ではないので、他の精油とも合わせやすく、使いやすいアロマだと思います。

お風呂のリラックスタイムに

ストレスに弱い女性には、1日の終わりにお風呂でゼラニウムを香らせてゆっくりして欲しい!天然塩や重曹大さじ2〜3程度にゼラニウムを3滴ほどたらしてよく混ぜて、湯船に入れてください。

何か嫌なことがあって落ち込んでしまった時はベルガモットもプラスしてみるといいですよ。気持ちを落ち着けて、不安を取り除いてくれます。

虫除けに

ゼラニウムがヨーロッパにもたらされたのは17世紀後半。昔は悪霊を払う力があると思われていました。庭やベランダの植物として大変人気がありますが、今では悪霊ではなく蚊などの害虫よけとして使われています。

精油は虫除けスプレーなどに使うといいですよ。おすすめの組み合わせはレモンユーカリとゼラニウム。網戸などにスプレーしておくと蚊や小バエなどの害虫を寄せつけません。

<虫除けスプレーの作り方>

  • 無水エタノール 5ml
  • ゼラニウム 10滴
  • レモンユーカリ 10滴
  • 精製水 95ml

スプレーボトルに無水エタノールを入れ、そこに精油を加えます。よく混ぜてから精製水を入れてください。

網戸はもちろん、お肌にも使えますよ。乾燥肌で保湿力が欲しい人は、無水エタノールをグリセリンに変えてみてください。

他にもアロマスプレーのレシピが一杯!こちらも参考にしてみてくださいね。
>>「簡単手作りアロマスプレー13選!効果別アロマスプレーの作り方」

スキンケアに

上記のスプレーの材料を、無水エタノールからグリセリンに変えると化粧水の出来上がりです。精油は、以下のものをブレンドしてみましょう。

  • ゼラニウム 10滴
  • ローズウッド 7滴
  • パチュリ 3滴

循環を良くしてくすみを取るとともに、お肌を引き締める効果のある化粧水です。

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